大日本帝国が陥った政治の罠

戦前に陥った現象結局はこういった曖昧な「空気」の支配による政治が行なわれていたせいなんじゃないかなとなんとなく思うところであります。
戦前の列強及び枢軸でナチズムでもなくファシズムでもない曖昧な責任体制が成立し、敗戦後占領軍がその政治意志決定プロセスを理解できなかったのもこの曖昧な「空気」による独裁の恐ろしさでもあります。*1

「政治」は具体的な「力」なんかじゃなく、いまだやっぱり「空気」に宿るもののようです。

*1:だからといってナチズムやファシズムスターリニズムを肯定するとか、理解し易いとかいうわけではありませんが……でも少なくとも「KY」よりはましに思えてしまう。