ココで一句

大阪は市も府も共に虫の息

 大阪市交通局の土地信託事業で住之江区にある商業施設「オスカードリーム」の経営が事実上破綻(はたん)し、信託契約を締結している「みずほ信託銀行」が契約の解消と債務整理の協議を市側に打診していることが分かった。両者のいずれかが大阪簡裁に民事調停を申請する見通しで、負債総額は約274億円にのぼる。

 しかし、北海道夕張市の6月の財政破綻(はたん)表面化を受け、投資家が地方債の銘柄選別の動きを加速させた。大阪府など財務状況が厳しい銘柄を中心に、債券価格が下落(金利は上昇)する傾向が鮮明になり、他の自治体の債券と金利格差が一層拡大。市場関係者の間で「同一条件での発行は実勢を反映していない」と指摘する声が強まっていた。
 自治体にとって、発行金利の上昇は資金調達コストの増大につながる。こうしたコストを抑制するためにも、今後、各自治体は財政の健全化が一段と求められそうだ。

お粗末様でした(ノ∀`)