こんな人物を国賓として来日させ、成功させたい勢力がいる!

前のエントリーで述べた「北京オリンピック」という外交カードを何故に高村外務大臣がむざむざ捨てたか……それはChinaの国家主席胡錦濤氏が"今春に"訪日予定なのだからではないだろうか?その胡錦濤氏がかつてチベット自治区共産党書記を務めていたのは有名な話だ。

 88年1月、ダライ・ラマ亡命後のチベット指導者になったパンチェン・ラマ10世(全人代副委員長)が急死した後、その後継者選出問題などで、ラマ僧らが独立を求めるデモを始め、翌89年春には騒乱事件に発展。このとき、ラサに戒厳令を敷き、騒乱を鎮圧したのが自治区書記だった胡錦濤氏だった。

そしてこの騒乱の鎮圧の際に多数のチベット人の虐殺を行った(指示した)人物でもある。これをきっかけに胡錦濤氏は出世街道を邁進することになる……。
こんな来歴を持つ人物をこんな事件の渦中、国賓として来日してもらい成功させたいと考える勢力がいるということが、今後日本が国際社会において立場を明確にするにあたって大変な問題になるのではないだろうか?[これはひどい]心配だ。